家計簿
今更ながら、スプレッドシートで簡単にまとめる程度の家計簿を書くことにした。結果、超物価高のオーストラリアでも月15万もあれば生活できると自負している。
以下簡単に決めたルール:
- 1週間で必ず消費するものをリスト化する。
- 週の初めに1週間で必ず消費するものを購入する。
- 1週間でスーパーに行く回数を3回以下にし、基本野菜のみ購入する。
- 人付き合い(誰かの学校卒業、放課後の遊びなど)は予算の余りの範囲で好きに使って良い。
- これ以外の例外・聖域は作らない。
大前提は、英語力の向上と友達を作ることを目的にオーストラリアに来ているので、気合において機会損失があるのは本末転倒だ。しかし予算にも限りがあるので、月の予算を上限という設定のもと好きに金を使って良いことにした。スーパーに行く回数が多いと時間を浪費するのと余分なものを買ってしまう確率があるので、週1回としたいところだった。しかし、さすがに生鮮食品である野菜を週1回まとめて買うのは無理があるため、妥協して2回から3回ということにした。それ以外は基本的に冷凍食品に野菜でカバーできると認識している。
現在の家賃が月94,000円、食品をマージン込みで月15,000円、通信費が月6,000円、生活必需品(トイレットペーパーや洗剤、石鹸など)で月2,000円(初回に大容量のものをまとめて買っているので、実際こんなには使わないはず)。予備費を含めても12万円程度で足りるという計算だ。とりあえずこれで1ヶ月分回してどうなるか楽しみにしたい。これで仕事さえ見つけて生活水準を上げなければ、かなり余裕がある生活ができるはずだが、仕事が見つかるかが今の最大の懸念点だ。
そろそろ人付き合いや服を買ったり、今までになかった出費がちらほら出てくると想定している。
無料で使えるサービスやもっと節約できる術を探していきたい。
なお、食費に関しては正直もっと減らせる自覚があるが、これ以上は健康とのトレードオフになり、病気になると治療費がとんでもないことになり逆に高くつくので、これが最低限度の生活と今のところ読んでいる。
仕事探し
これからワーホリする人に対して大声で言いたいのは、「仕事で使えるスキルを持っている」「1年間過ごせる貯金を持っている」以外の人は安易な気持ちで来ない方が良い。冗談抜きに仕事が見つかりません。
と偉そうに申しましたが、かくいう僕はまだ仕事探しをしていません。
多分、現状間違いなく言えるのは、学校で知り合った日本人数人と仕事の話をするのですが、ほとんどの人が仕事が見つかっていない状況です。履歴書を配りまくっても返事が来ない、そもそも受け取ってくれないというのは普通のようです。コネがない限り、そう簡単に仕事が見つかることはないようです。
学校にいてものすごく感じるのは、南米出身者がかなりの割合を占めていて、彼らはスピーキングとリスニング両方が日本人より優れていると感じます。しゃべっていると文法が間違っていたり、発音が(日本人からしたら)変だったりしますが、日本人はそもそも喋れない、聞き取れない、なので会話が成立しません。この状況下で飲食店等で仕事を探すと、選ばれるのは明らかです。
日本の就活事情と似たような状況になってきました。特に理系の大学院卒である、またはすでに何かしらの経験や実績を持っている人が優先的に採用され、なおかつ給料も高いという状況です。
仕事が見つからないとみんなどうするかと言うと、ウーバーイーツのような料理の配達にフォーカスします。学校の友人で1週間で1500ドルくらい稼いでる子がいましたが、その子は休みなしで放課後毎日雨の日も欠かさず働いていました。オーストラリアでは日本でいうモペット、自走する自転車が許されていて、みんなこれに乗って配達をしていますが、このモペットがだいたい40万から50万円する高価なものです。よって仕事がないからウーバーイーツに逃げればいいと思いがちですが、初期投資がどうしても高いのである程度の覚悟が必要です。ただ、この初期投資を抑える方法もあるそうで、モペットのレンタルやオーストラリアを出国する時に売却(モペットはかなり高く売れるらしい)する前提の戦略を立てる人もいるそうです。
僕がいるのがシドニーという土地柄があるのかもしれませんが、少なくともシドニーは気軽にワーキングホリデーで来る場所ではなくなりました。
正直、僕も不安でたまりません。本当に来るなら入念に下調べをした上で来ることをおすすめします。物価が高い、家が見つからない、仕事が見つからない。みんなこれで病んでいきます。